Gokötta

蓼科初日に立ち寄った御射鹿池。
霧からはじまり霧に終わる幻想的な風景にたくさん出会えた旅でした。
アトリエ名「Gokötta」は、朝1番に鳴く鳥を求めて早起きをするという意味のスウェーデン語です。
夜に晒された靄が陽光に輝き始める朝のひととき、どこにいるかわからない鳥の声を求め扉を開き、一歩外へ踏み出す。
今日という1日の始まりを告げる一羽の鳥に想いをはせ、道中、ふと脳裏をかすめる不安や喜びを味わいながら、刻々と変化する自身の心の動きとともに一歩、また一歩と見知らぬ道を踏みしめる。そんな自分との対話の途中、突如現れる一羽の鳥ー
アトリエに集う方々が、それぞれのペースで道を探り、まだ出会ったことのない自分の表現に心地よく向かえるようにとの願いをこめて名づけました。
突然の鹿の群れとの出会い、野ざらしにされた鳥の置物の在る風景、ふと霧の合間に現れる幻想的な景色…
ほんの少し歩みを進めることで、予期しなかった美しさに出会うことができるんだなと、
あらためて感じることができた旅でした。
このブログでは、アトリエからのお知らせとともに、こういった私的な日常も綴りたいと思っています。
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