春の体験クラス





通常、atelier tittaでは体験授業は行なっていないのですが、コロナウィルス の影響で、早めに春休みとなってしまった小学生を対象に、4回にわたる春の体験クラスを実施いたしました。


ここに掲載させていただいたお二人(小学校低学年の男女)の絵は、1回2時間で週1回、計8時間の授業の中で描きあげた「細密描写」+「イメージ」の課題の着彩前の作品です。


車の絵はご自分で作られたスポーツカーを観察し細密描写したのち、その車がある場所をイメージして描きあげた一枚。多くの人に応援されている活気ある臨場感が、根気よく描きあげた人々の様々な表情から伝わってきます。


アンティークショップの絵は、アトリエにあるミニチュアのアンティークショップの置物を気に入られ、細密描写したのち、そのお店がある街並みをイメージして描きあげた一枚です。彼女はよく観察して休むことなく描き続ける集中力もすばらしかったのですが、枯れ葉がまう秋の街並みのイメージを詳細に語りながらぶれることなく描ききる力も素晴らしかったです。


お二人は今回この体験授業で描くことを通して幾度となく、ご自分自身の知っている自分の限界を超えられる体験をなさいました。2時間絵を描き続けるということは、描くことが元々お好きとはいえ、小学校低学年の生徒にとって、目も手もかなり疲れる作業になります。次第に痛くなってゆく手の疲労を乗り越え、もうひと頑張りして観客を増やし、舞い散る葉を描き足しながら、刻々と変化してゆく画面の中の世界と対峙することで、きっと自分の描く絵にはまだまだその先の世界が待っているということを、喜びと共に感じていただけたのではないでしょうか。


これらの絵は、鉛筆での細密描写ののち、着彩に負けないよう、耐水性の極細のペンで仕上げをしてあります。線描きの描写の素晴らしさをお伝えしたかったので、あえて着彩前のものを掲載させていただきました。


次回は、この3月に集中的に絵を学ばれたお二人の幼稚園生の作品をご紹介したいと思います。

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